2016年12月10日(土)
公私格差是正へ461万 私学助成をすすめる会 署名集約
全国私学助成をすすめる会は9日、衆院第1議員会館で、学費の公私間格差・自治体間格差是正について私学助成全国署名集約集会を開催しました。各地から私立高校の生徒や、保護者、教職員ら237人が参加。この日までに集約した署名は461万6797人分に達しました。
誰もが経済的負担の心配なく教育を受けるために、私学助成金や就学支援金拡充を求める請願署名です。
各地の高校生が発言。北海道の高校生は「学びたいという気持ちがあるのに、経済的な理由で制限されてしまうのはあってはならない」と話し、神奈川の高校生は「教育を受ける権利は誰しもが平等に与えられている、すべての子どもがもつ権利だと主張することが大切だと思った」と語りました。
全国私立学校教職員組合連合会の永島民男委員長は、「学費の心配をせず高校が選べる、そのなかで私立高校への進学者増えていることは成果だ」と指摘。私学の無償化の実現にむけて力をあわせていきたいとのべました。
日本共産党の大平喜信、穀田恵二、斉藤和子、清水忠史、畑野君枝、本村伸子、真島省三の各衆院議員があいさつ。自民党、民進党、社民党、自由党の国会議員が参加し、あいさつしました。