28日投票・千葉市長選 暮らし優先市政へ転換 さいとう氏応援
投稿日:2017年05月20日

大野候補「安倍政治から市民を守る」

 千葉市長選(28日投票)で20日、日本共産党も参加する「新しい千葉・みんなの会」が擁立した千葉西民主商工会前副会長の大野たかし候補(47)=無所属新、共産党推薦=は、さいとう和子衆院議員とともに、JR千葉駅前で訴えました。

さいとう氏応援 「暴走政治ノー」

 大野氏は、市内を駆け巡るなかで、「安倍政治はひどすぎる。何とか変えてもらいたい」と市民から訴えられたことを紹介。「安倍政治から市民のくらしを守り、市民が幸せになる千葉市にするのが私の願いです」と強調し、大型開発優先で市民生活を切り詰める現市政を批判。「市民一人ひとりが大切にされ、安心して生きられる千葉市にするため、どうか市長に押し上げてください」と力を込めて訴えました。
 さいとう氏は、安倍首相の9条改憲発言や「共謀罪」法案の衆院法務委員会での強行採決を厳しく批判し「国民の声を無視して、自分たちのやりたいことを好きなようにやる政治は絶対に許さない」と強調。「千葉市から安倍暴走政治は許さないと表明する大野市長を誕生させよう」と呼びかけました。
 さいとう氏は、小中学校普通教室へのエアコン設置は70億円かかるからできないと背を向ける一方で、幕張新都心の新駅建設には180億円をだそうという現市長を批判。「くらしを良くしたいとたたかっている大野候補をどうか市長に押し上げてください」と述べました。
 拍手を送っていた看護師の斉藤ゆり子さん(65)=千葉市緑区=は「命を守る看護師として、子どもたちが熱中症で倒れる教育環境は許せない。小中学校の普通教室にエアコンを直ちに設置する大野市長に候補に期待します」と話していました。
 市長選は、大野候補と現職市長との一騎打ちです。大野候補は、自民党の一部や公明党に抱えられた、開発優先と市民生活切り捨てをすすめる現市政から市民の暮らし、福祉優先の市政への転換を訴え、市民の共感を広げています。(2017年5月23日・しんぶん赤旗)