食の安全はまず「知ること」から ―― 宝島社「激安食品の正体」
投稿日:2016年05月25日

 安くておいしい食べ物があふれる今日、「食品がどこから来て、何が含まれ、どうつくられているのかを知るべき(はじめに)」である――。6月発行の宝島社「激安食品の正体」は、そんな趣旨で編集された同社お得意のMookです。
 激安の焼肉やラーメン、回転寿司、立ち食いそばなどをはじめ、異様に安い海産物やワイン、トマト缶などのからくりを解説。商品ごとにどんな添加物が使われているかをわかりやすく説明するコーナーや、大量に流通するニセモノ食品大図鑑など、「そうだったのか!」となる記事が満載です。

 そんな同書ですが、斉藤議員が4月22日に行った衆院TPP特別委での質問資料が取り上げられています。
 米国・豪州産牛肉の残留ホルモン剤の危険性を告発する記事の中で、斉藤議員の質問資料をそのまま掲載して、日本の検疫体制がザル状態であること、残留農薬違反の輸入食品が大量に国民の口に入ってしまっていることを指摘。TPPでますます汚染食品が流通してしまうと警鐘を鳴らしています。

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