畑野議員ら聴取に防衛省
日本共産党の畑野君枝衆院議員、丸山慎一県議、斉藤和子前衆院議員、浅野ふみ子参院千葉選挙区候補、中沢学市議、堀口明子八千代市議、佐藤多美男木更津市議は、8日、今年秋に配備が予定されている陸上自衛隊のオスプレイ5機について、衆院第1議員会館で防衛省に説明を求めました。防衛省は、佐賀空港へのオスプレイ配備を予定していましたが、地元の理解が得られず配備が困難な状況となっています。今年度予算案には、オスプレイ配備に向けた施設整備などの予算が計上されていません。同省担当者は、配備に伴い、既に駐機場スペースや1500㍍以上の滑走路を持ち、新たな施設の整備が不要な場所への配備の可能性も示唆しました。
秋の配備に間に合わせるには、オスプレイの定期整備場になっている千葉県の木更津駐屯地への配備も選択肢に入るのかと問われた担当者は、「全ての選択肢がある」と回答。木更津駐屯地はの配備を否定しませんでした。また、自治体への受け入れの説明時期について、「事情によって説明時期はさまざまだ」と答えた担当者に対し、参加者は、「自治体によって対応が変わるということか」と迫り、「防衛省が受け入れやすいと思っているところは、直前の連絡もありえる」と批判しました。聞き取りには、志位和夫衆院議員秘書が参加しました。 (2018年3月8日・しんぶん赤旗)