「千葉県市民連合」が発足
「憲法守りいかすシンポ」開く
安保法制(戦争法)廃止と立憲主義の回復を求める「千葉県市民連合」が29日、千葉市内で学習会「憲法守りいかすシンポジウム」を開き、発足しました。
「立憲デモクラシーの会」の山口二郎法政大学教授が講演。安倍政権の“うそ、偽り”の政治を解明。昨年の参院選で野党が共闘した1人区の各党への投票動向や、新潟県知事選の結果を示し、「野党にとって勝利の方程式が見えてきた。新潟でできたことが他の地域でできないはずはない」と強調し、「総選挙に向けて候補者の一本化は絶対に必要」と述べました。
政党から、日本共産党の、さいとう和子衆院議員(南関東比例・千葉13区重複候補)、民進党の太田かずみ衆院議員、自由党の平野貞夫県連顧問・元参院議員、市民ネットワーク千葉県の山本友子県議、新社会党県本部の秋葉栄委員長、緑の党の長谷川平和共同代表がそれぞれ、あいさつし、社民党県連の小宮清子代表がメッセージを寄せました。
さいとう氏は「次期総選挙でも野党が共闘し、安倍政権を退陣に追い込んでいくために全力で頑張る」と決意表明。太田氏は「野党は一つにならなければいけない」と強調。平野氏は「野党は協力して、安倍政権を倒して、新しい政権をつくろう」と訴えました。
発足総会では、「市民と野党の共闘」で安倍内閣を退陣に、と呼びかける宣言を確認しました。(2017年1月31日・しんぶん赤旗より)