共闘の力で安倍退陣を 強行から2年全国各地で行動
「絶対に忘れない。選挙で政治を変え、必ず廃止させたい」(東京都中野区。武田好永さん=78)-。安保法制(戦争法)の強行から2年となる19日、同法廃止と安倍政権の退陣を求める行動が全国各地で取り組まれました。国会正門前には1万500人(主催者発表)が集まり、日本共産党の国会議員25人(穀田恵二、池内さおり、梅村さえこ、大平喜信、笠井亮、斉藤和子、塩川鉄也、島津幸広、清水忠史、畠山和也、藤野保史、堀内照文、真島省三、宮本岳志、宮本徹、本村伸子の各衆院議員と、井上哲士、岩渕友、紙智子、吉良よし子、大門みきし、武田良介、仁比聡平、山下芳生、山添拓)、民進党、社民党の国会議員らとと一緒になって「市民と野党は共闘するぞ」「みんなの力で政治を変えよう」のコールを響かせませました。(参加議員については追記、15面の掲載は省略)。
国会前の大集会は、総がかり行動実行委員会と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」実行委員会の共催。
安全保障関連法に反対する学者の会、安保関連法に反対するママの会、安保法制意見訴訟の会の代表らがスピーチし、安倍首相による解散・総選挙の動きを「森友・加計学園疑惑隠しだ」と批判。「市民と野党の共闘で安倍政権を退陣に追い込もう」と呼びかけると「そうだ」の声と拍手がわき起こりました。
あいさつした高田健さん(総がかり実行委・共同代表)は、この2年間で「4野党プラス市民」という新しいたたかいを生みだしたと強調。解散・総選挙の可能性が濃厚になったとのべ、「党利党略の解散に立ち向かうために、この共闘を崩すわけにはいきません。立憲主義回復と戦争法廃止の一致点がある。全力で選挙をたたかいましょう」と呼びかけました。
埼玉県蕨市から参加した山田浩二さん(64)は、「こんな解散のやり方は許されない」と憤ります。「安倍政権に選挙で勝つ、そのために私も頑張りたい」と語りました。
(2017年9月20日・しんぶん赤旗)
志位和夫委員長の訴えは省略させていただきます。
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