農民連青年部総会始まる
農民運動全国連合会(農民連)青年部の総会が4日、千葉市内で始まりました。この日は、「明日の生産者」のテーマで特別企画を行いました。
特別企画では、青年部の植田修部長、農産物・水産物をセットで届ける情報誌編集長の高橋博之さん、野菜ソムリエの相楽哲也さん、宮城県のハーブ農家・平間徹也さんが報告しました。
京都府の茶農家・植田さんは、10年前の新規就農後、販路の拡大などの努力を振り返り、新規就農者の定着へ研修の受け入れなどを行っていると報告。「若い人を迎えられるように努力していきたい」と語りました。
高橋さんは、「農家・漁業者と都市住民の分断を乗り越え、お互いの顔が見える関係をつくり、生産者の思い、物語を多くの人に伝えたい」と話しました。
相楽さんは、親子向け食育、農作業の発信などの取り組みについて、「農家の努力や思いを知ってもらい、農業の魅力を伝えたい」と述べました。
平間さんは、「一人ひとりが自分のオリジナリティーを打ち出して、農産物、地域の魅力を発信していこう」と呼びかけました。
日本共産党の斉藤和子衆院議員、農民連の勝又真史常任委員、日本民主青年同盟の中山歩美常任委員が連帯のあいさつしました。
総会は5日までの2日間です。(2017年2月5月・しんぶん赤旗)