米軍横須賀基地で日本人警備員に催涙スプレー訓練
投稿日:2020年08月26日

 米海軍横須賀基地で、同基地の日本人警備員の顔面に催涙スプレーを噴射する訓練が実施された問題について8月26日、はたの議員、さいとう氏、井坂しんや県議団長、大村洋子横須賀市議が防衛省に聞 き取りしました。同基地では以前から催涙スプレーを用いた訓練が実施されており、2005年には警備員 が過呼吸となり、救急搬送される事態が発生ました。警備員が加盟する全駐留軍労働組合(全駐労)が、 雇用主である防衛省を通じて米軍に見直しを求めましたが、米軍は今年7月、訓練を強行しました。 はたの氏らは、訓練に対する防衛省の見解や米 軍の対応をただしました。防衛省担当者は「米軍 の運用なので回答を差し控えたい」「再発防止の申し入れは、口頭で行った」などと回答。井坂氏 は「防衛省は、米軍に対して歯止めをかける役割を果たすべきだ」と強調しました。