志位委員長 傍聴者と懇談 代表質問後、国会内で
日本共産党の志位和夫委員長は24日の衆院本会議での代表質問の後、首都圏各地から訪れた約40人の傍聴者と国会内で懇談しました。
代表質問で志位さんは、戦争法に基づく自衛隊の南スーダンPKO派兵の道理のなさを突くとともに、1%の富裕層・大企業のためでなく99%の国民のための政治への転換について具体的な対案を示し、安倍政権の異常なアメリカ追随外交や改憲の動きなど、日本の政治の根本問題をただしました。
懇談会で志位さんは「議場派与党の野次も少なく、静かだった。ポイントはつけたのではないか」と話し、安倍首相の答弁について「認識も答えも持っていないことが明らかになった」と指摘しました。
初めて傍聴した女性は「都合の悪い事実に口をつぐむ安倍首相の答弁、自民党籍の野次に、なんで道理が通らないのかと悔しい思いをした」と感想を語りました。
千葉から参加した男性は「安倍首相は志位さんの質問に『的外れ』という言葉を連発していた。この言葉は現実を突きつけられると反論できないという意味ではない」と話しました。
横浜市の男性は「共謀罪法案など危険な動きに対し、いま声をあげないと大変なことになる」と若い世代に中で活動を広げる決意を語り、ほかの出席者から激励の拍手を受けました。
懇談には、はたの君枝、さいとう和子両衆院議員(南関東比例候補)が出席しました。
(2017年1月25日・しんぶん赤旗より)