第190回通常国会が開会しました。
国会法10条には「常会の会期は、百五十日間とする。但し、会期中に議員の任期が満限に達する場合には、その満限の日をもつて、会期は終了するものとする。」とあります。
1月4日から始まった国会の150日後は6月1日。
衆参ダブル選挙か!?とも言われていますが・・・
憲法54条には、「衆議院が解散されたときは、解散の日から40日以内に、衆議院議員の総選挙を行い、その選挙の日から30日以内に、国会を召集しなければならない」とされています。
つまり、6月1日にもし解散を宣言すれば、その40日以内、7月10日に衆参同時の投票日となります。
それが可能になるように、1月4日という今までにない早い召集になったとも言われています。
昨年11月30日の会見で山下よしき書記局長は、衆参ダブル選について問われ
、「そもそも衆議院と参議院の選挙を同時に行うということ自体、憲法と民主主義の原則からいって、とんでもないやり方だ」と批判しました。
山下氏は、「背景には、衆議院と参議院で3分の2以上の多数を与党が一気に占めて、憲法改悪を進めたいという思惑があると思われる」と指摘。「しかし、戦争法の審議をめぐっても、憲法違反の戦争法反対・立憲主義を守れという国民多数の声が示されたように、そういう政府・与党幹部の思惑は決して許されるものではない。国民の世論によって包囲されるだろう」と語りました。
山下氏は、政府がダブル選に打って出るか否かにかかわらず、「戦争法廃止の国民連合政府」をつくるという旗を高く掲げて、「国民の世論と運動を力に政党間の協議も進めていきたい」と述べました。
(しんぶん赤旗12月1日付)
とあります。
すでに、安倍首相は、7月の参議院選挙で、自民党、公明党、そして改憲をすすめる勢力で3分の2を占めると発言しており、憲法改正、いや改悪を狙っていることは明らかです。
戦争法廃止を求める、総がかり行動の呼びかけに、3800人のみなさんが議員会館前に集まりました。
立憲主義、民主主義、平和主義を求めるみなさんと、独裁政治へ突き進む安倍政権を必ず、倒し、国民の手に政治を取り戻す1年にしましょう!!