演説会in勝浦市 漁業法改悪、許さない審判を!
投稿日:2019年03月09日

勝浦市での日本共産党演説会で、3期目に挑戦する藤本おさむ市議と一緒に訴えました。

藤本市議は、この間、小中学校の教室へのエアコン設置に道を開き、中学校卒業までの医療費の完全無料化や予約乗り合いタクシーの導入などを実現してきました。

市民アンケートの「市に望む施策」のトップである水道料金やごみ袋代の値下げを求めているのは、勝浦市議会の中で藤本おさむ市議だけです。

住民の願いと市議会を結ぶ、勝浦市になくてはならない、藤本さんの議席を勝ち取らせてください。と訴えました。

勝浦市は、漁港の街です。小規模漁業者を切り捨てるようなクロマグロの漁獲規制をめぐって、昨年の夏には、全国から650人、千葉県内からバス8台400人以上の漁師さんたちが、国会に集結!要請行動を行いました。

さらには、臨時国会での突然の漁業法の改悪。70年ぶりの漁業法の改悪は、地元漁業者を置き去りにし、官邸主導で進められました。

これまで漁業を営む権利である漁業権は、地元優先という原則があり、海区調整委員を自分たちで選ぶ公選制がとられてきました。これをすべて投げ捨てたのが、今回の改定です。海区調整委員は知事が選任し、漁業権も知事の判断で自由に采配できるようにしてしまいました。

まさに、マグロなどの大型の養殖をやりたい大手水産加工メーカーが地元漁業者との調整抜きに、海を自由に使える仕組みが作られました。

しかし、法律は変えられてしまいましたが、ここからが闘いです。

「主要農作物種子法」が廃止されたもとでも、種子を守ろう!という運動は全国各地で展開し、今まで通り、種子をしっかり県として生産、改良、普及することを条例で定める都道府県(北海道、山形、新潟、富山、埼玉、兵庫)が広がっています。

漁業法も同じです。知事が自由化勝手できないように、住民の力で、知事を監視し、浜を守り、地域経済を支えている地元漁業者を優先する働きかけが、ますます重要になってきます。

3月29日からはじまる県議会議員選挙、4月14日からの市議会議員選挙は、ますます重要です。ぜひ、日本共産党へのご支援、よろしくお願い致します。