10月29日は、志位和夫議長、はたの君枝さんと日本共産党神奈川県委員会に行き、事務所のみなさんに挨拶。
その後横浜駅で、緊急街頭宣伝。
選挙結果の報告と、今後の決意を話しました。
雨がパラつくなかでしたが、緊急の呼びかけにもかかわらず、横浜市議団や地域のみなさんが駆けつけてくださいました。
議席は減らしたけれど、日本共産党としんぶん赤旗が果たした役割。特に、与党過半数割れにしたことの意味の大きさを痛感しました。
【しんぶん赤旗】2024年10月30日【1面】
新しい政治プロセスを前に進めるためにも、強く大きな共産党を
横浜 志位議長が訴え
日本共産党の志位和夫議長は29日、総選挙をともにたたかった比例南関東ブロックの畑野君枝、斉藤和子、横山征吾各候補と横浜駅前で演説し、選挙で日本共産党が期待に応える結果を出せなかったことへのおわびとともに、寄せられた支援・支持に心からの感謝を表明しました。自民・公明与党の過半数割れという歴史的結果について、「国民が自民党政治に代わる新しい政治を模索し、探求する新しい政治プロセスが始まりました。この流れを前に進めるうえでも日本共産党を強く大きくしてください。力を合わせて国民の声が生きる新しい政治をつくりましょう」と訴えました。
志位氏は、自公を過半数割れに追い込むうえで、日本共産党と「しんぶん赤旗」が貢献することができたことは非常にうれしいと強調。27日の開票日に各党の議席予想が流れた直後から、党本部に「赤旗ありがとう」のメッセージとともに「赤旗」購読の申し込みが殺到し、開票開始以降の1日余で900人を超える方が新たに購読したと紹介し、「日本共産党と『赤旗』スクープが自公政権を追い詰める決定打となり、過半数割れに追い込んだことを誇りにしたいと思います」と語りました。
総選挙の結果生まれた政治状況について志位氏は、企業・団体献金禁止、選択的夫婦別姓の実現などの事例をあげて、自公過半数割れの下で「これまで自民党が反対して実現しなかったことが、国民のたたかいいかんで、今後、実現する道が開かれます」と指摘。さらに、日本共産党が公約として掲げた最低賃金時給1500円、労働時間の短縮、社会保障の充実、外交による東アジアの平和創出などの実現のために全力をつくすと表明。「与野党の力関係の変化、国民的運動、日本共産党の頑張りいかんで、政治を動かすことができる新しい時代が始まりました」と力を込めました。
さらに、仮に自公が政権を握り続けたとしても少数政権であり、これまでのような強権政治はできないと指摘。ここにも新しい政治をつくる条件が開かれていると訴えました。
(1面のつづき)
志位氏は、2007年の参院選で自民党が大敗した後の経過を振り返りました。参院で自民が少数となり、日本共産党が“国民が自公政治に代わる新しい政治の中身を探求する新しい時代が始まった”と情勢を捉え、国民とともに政治を前に動かす仕事にとりくみました。09年に政権交代が起き、12年に自公政権が復活しましたが、13年から14年には日本共産党が躍進し、これを力に市民と野党の共闘の大きなうねりをつくってきました。
その上で、志位氏は「07年の自民党大敗と同じようなことが今回の選挙でも起きました。しかし、同じことの繰り返しではありません。あの時との違いは自民党の劣化と行き詰まりがはるかに深刻だということです。そして、今度の新しい政治プロセスへの扉を開いたのは日本共産党だということです。自公少数転落が衆院で生じたということも重大な点です。この政治プロセスを前に進め、今度こそ、国民の声が生きる政治をつくりましょう。そしてそのためにもつよく大きな共産党をつくるために頑張ります」と決意を表明すると、温かく大きな拍手が起こりました。
政治さらに前へ 畑野氏と斉藤氏
畑野氏は「自民、公明を過半数割れに追い込んだのは共産党と『赤旗』です。これで終わりではありません。新しい政治をつくった今度の選挙、さらに前に進めましょう。私もがんばります」と表明。斉藤氏は「これからも、住民のみなさんの願いを国会に届けるために全力をあげます」と決意を語りました。
(2面)