暴走政権を倒そう
投稿日:2017年04月26日

「共謀罪」法案に 国会前行動

 「共謀罪」法案の阻止、国民の民意を踏みにじって暴走を続け、前復興相などの暴言・不祥事が絶えない安倍政権を退陣に追い込もうと26日、定例国会前行動が衆院第2議員会館前で行われました。250人の参加者は「『共謀罪』法案を必ず廃案に」「辞任した今村復興相の任命責任は重大だ」「辺野古埋め立て強行は許さない」と声をあげました。
 主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。
 主催者あいさつで安保破棄中央実行委の東森英男事務局長は、沖縄県名護市辺野古への米軍新吉建設で安倍政権が工事を強行したことを批判し、「あきらめずたたかい続ける沖縄県民への連帯を全国に広げていこう」と呼びかけました。
 全日本民医連の山本淑子事務局次長は、介護保険法改悪について「まず削減ありきで、国が社会保障の責任を放棄するものだ」と批判しました。
 福島県農民連の根本敬会長は「私たちは東京電力福島原発事故の被害者では終わらない。たたかい続ける。それが次世代への責任だ」と述べました。
 全労連の長尾ゆり副議長は「『共謀罪』は労働組合、市民運動の存続にかかわる問題だ。みなさんと一緒に廃案に追い込みたい」と語りました。
 日本共産党の斉藤和子衆院議員が国会報告。「人を大事にしない政治は終わらせよう」と述べました。(2017年4月27日・しんぶん赤旗)