新婦人 43万人署名託す
投稿日:2017年02月08日

「軍事費削り、予算暮らしに」
穀田議員が国会情勢報告

新日本婦人の会(新婦人)は8日、今年度予算に対する要求を集めた3つの署名提出集会を衆院第一会館で行いました。合わせて43万人の署名を日本共産党の国会議員14人(穀田恵二・池内さおり・斉藤和子・島津幸広・清水忠史・田村貴昭・畑野君枝・畠山和也・真島省三・本村伸子の各衆院議員、井上哲士・岩渕友・倉林明子・武田良介の各参院議員)に手渡しました。署名は、税の集め方・使い方の抜本的見直し、社会保障費の拡充、教育予算の拡充を求める三つです。
この行動は、軍事費を削って暮らし・福祉・教育の充実を求めて、昨年秋から取り組んでいる「秋の行動」の一環です。1980年から毎年行動し、今回で38回を数えます。
開会あいさつで笠井貴美代会長は、安倍政権は憲法を踏みにじる政治を続け、対米従属の姿勢も際立つと述べ、「一日も早くノックアウトしよう」と強調。「どの要求も、5兆円を超える軍事費や、大企業減税にメスを入れればできることばかりです。運動を広げて要求を実現しよう」と呼びかけました。
国会情勢報告した、日本共産党の穀田恵二衆院議員は、「国会審議を通じて、国会軽視に国民無視など、安倍政権の特徴が改めて明らかになった」と指摘。「対決軸は鮮明です。自公と補完勢力に対決するのは市民と野党の共闘です」と語り、国会内外での共同を広げようと呼びかけました。(2017年2月9日・しんぶん赤旗より、一部追記)