7月に行われる参院選勝利をめざし日本共産党の千葉県成田市演説会が24日、成田国際文化会館で開かれました。椎葉かずゆき比例候補とともに、さいとう和子衆院議員が演説し、選挙勝利を訴えました。
さいとう氏は参院選の歴史的な意義として、憲法を踏みにじる安倍政権を許さないたたかい、多くの国民の声を背景に野党が結束するというかつてない新しい変化を広げる――の2点を強調。野党共闘では、国民の空前の怒りが広がった戦争法の廃案をはじめ、介護職員や保育士の処遇改善、児童扶養手当の拡充などの法案を共同提出するなど、画期的な動きが起きていることを指摘しました。
日本の農業や食の安全、経済をおびやかすとして自身も国会論戦に立ってきたTPP問題については、輸入食品の検査率がわずか8・8%であることに加え、輸入品を留め置いての検査ではないため、違法な残留農薬が検出された出た時点で、すでに全量が消費済みになっている事例を、トマトやマンゴーなどの農産物をあげて指摘しました。また安倍政権が憲法改悪と合わせてねらう緊急事態条項は、かつてナチスドイツのヒトラーが創設した全権委任報と同様に、独裁政治に道を開くものだとして厳しく批判。国民の力で、何としても参院選を勝利しようと訴えました。(スタッフA)
成田市演説会
投稿日:2016年04月24日