後半戦に入った東京都議会議員選挙(7月2日投票)。稲田朋美防衛相が自民党都議候補の応援で「防衛省、自衛隊としてもお願いしたい」と、自衛隊を政治利用して支持を呼びかける重大発言を行うなど、次々と問題が噴出しています。斉藤和子衆議院議員は28日、江戸川区内をかけめぐり、「安倍政権への怒りは日本共産党の河野ゆりえ候補にお寄せください」と訴えました。
同区は、定数5を6候補(共産・現1、自民・現2、公明・1、都ファ・現1前1)が争う大激戦となっています。河野ゆりえ候補は、区議14年、都議12年の実績ある候補者です。都議初当選後の2002年、都議会の経済・港湾委員会で、豊洲の土壌汚染を追及した第一人者。猪瀬知事時代には、同氏の献金疑惑を代表質問で追及し、これをきっかけに辞職へと追いこみました。河野候補は、特養ホームや認可保育園の増設、一人一万円の国保料の引き下げなどの政策を訴え、「これらは都の予算7兆円のわずか3~4%で実現できます。日本共産党の躍進で、石原都政以来『福祉はぜいたく』と切り捨てられてきた都政を切り替えましょう」と訴えました。
対話では、「今までは自民だったが考えを変えた。今度は共産党だ」「国保料の通知が届いたが高くなっていてびっくり」「シルバーパスは本当に役に立っている」など、安倍自公政治への怒りや日本共産党の政策への期待が、日増しに広がっています。こうしたなか、他党元区議が「河野さんの議席は必要」と期待を表明するなど、党派を超えた期待も寄せられています。一方、「自民を減らすため都民ファーストに」「河野さんは大丈夫」などの声も。期日前投票は、告示後5日時点で前回の1.57倍です。
斉藤議員は、「大激戦のなか、河野ゆりえ候補を何としても都議会へ。支持の輪を大きく広げてください」と訴えました。
(スタッフA)
安倍政権への怒りは日本共産党・河野ゆりえ候補に
投稿日:2017年06月28日