参議院選挙を終えて… 感謝と決意!!
投稿日:2022年07月13日

参議院選挙が終わりました。

6月22日から7月10日までの19日間、突然の梅雨明けと、連日の猛暑の中、本当のたくさんのみなさんに支えていただき、最後まで元気に走り抜けることができました。「さいとう和子」と194,475人の方々が投票してくださったこと、ご支持、ご支援いただきましたみなさまに、心からの感謝を申し上げます。

残念ながら議席に結びつけることは出来ませんでしたが、寄せていただいた一票一票を重く受けとめ、今後の活動にいかしていく決意です。本当にありがとうございました。

今回の参議院選挙は、今後3年間、国政選挙がなく、ロシアのウクライナ侵略を受け、自民党などが一気に軍拡と改憲の雰囲気をつくる中での選挙でした。投票日2日前の8日には、安倍元首相が銃撃され殺される衝撃的な事件が起こり、マスコミがその報道一色になる異様な雰囲気の中での選挙戦となりました。

昨年の総選挙で、改憲に必要な3分の2議席を改憲勢力が占めるもとで、参議院選挙でも同様のことが起これば一気に改憲へと動く危機感から、選挙後を展望し選挙を通じて、つながりを作ることを重視しました。

シール投票での対話をはじめ、演説で足を止めてくれた方には、とにかく声をかけ、話を聞くことを重視しました。選挙初盤から「期日前で入れてきました」との声がかかりました。投票してくれた方「入れます」と言ってくれた方に理由を聞くと、3つの特徴がありました。

1つは、あまりにも自民党がひどいので、政権の監視役としてがんばって欲しい。

2つは、生活に関わる問題、消費税、学費、働き方でした。「消費税に一貫して反対しているのは共産党だから」。「学費無償を共産党が言っていると聞いたので」と演説を聞きに来てくれた予備校生は「高校を卒業し、派遣などで働きお金をため、やっと来年受験を考えていると」と。また別の学生も、大学院への進学で親に負担をかけ老後を圧迫するのではないか、と複雑な思いを話してくれ学費無償の実現を切望。

出産を機に仕事をやめ、いま非正規で働いている女性からは「正規での仕事復帰を目指したが、非正規しかなくボーナスもない。夫がコロナで失業し、子どもは大学生で学費が。本当に頑張って欲しい」と。

結婚を機に子どもをどうするか真剣に考えはじめ、政治のことを考えないといけないと話してくれた女性は「正規で働いているが、いまの状況で子どもを産むことが本当に、その子にとって幸せなのだろうか。政治の犠牲者を増やすだけではないのか」と。選挙結果を受けてLINEに「日本に絶望感しかありません。子どもは諦めようと思います」と。

3つは、小さな子どもをつれたお母さんたちが「この子たちの未来を考えたら、憲法は守って欲しい」「戦争はダメ」と改憲を止めて欲しいという切なる思いでした。

ツイッターなどSNSを見て、演説を聞きに来てくれた方もたくさんいて、共通していたのは、今の社会に疑問を持ち、さまざまな政党の主張を見る中で、日本共産党にたどりついてくださっている方々でした。「一番まともなことを言っている」「国民のことを、ちゃんと考えてくれている」と信頼を寄せてくれていました。

そして、思っているだけでなく、自らボランティアに申し込み、行動を始めてくれる人たちがいたことです。ビラまき、アナウンサー、伴走、オンラインでの対談など、今までになく新しいつながりが、行動へと結びつく非常にダイナミックな動きでもありました。

ただ、昨年の総選挙の比例票は192,933。「さいとう和子」と書いてくれた方はうわまわることができましたが、比例票は177,876と減らしてしまったことは、今後、多くのみなさまから、ご意見やアイディアなどをいただき、それを受け止め活かしていきたいと思います。

選挙戦の中で訴えた本来あるべき政治の姿、日本国憲法の素晴らしさ、「変えるべきは憲法ではなく、政治こそ変えるべき」の思いをさらに広め、「憲法を守りいかす」政治の実現に引き続き力を尽くしていく決意です。

本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。

宣伝カーで本当に暑い中、一緒に走っていただいたみなさん、県議、地方議員のみなさん、事務所のみなさん、宣伝準備、食事など用意してくださった各地域のみなさん、比例候補として大活躍された渡辺喜代子さん、送迎に伴走と一緒に駆け抜けてくれたSさんはじめ、みなさまに本当にお世話になりました。ありがとうございました!!

※写真は、7月12日津田沼駅での朝宣…

丸山慎一前県議、船橋市議団などのみなさんと。