戦前の治安維持法で弾圧され24歳で命を奪われた伊藤千代子が注目されています。 千葉市内で1月28日、治安維持法犠牲者国賠同盟千葉県本部など4団体は、「時代の証言 者・伊藤千代子」の出版記念講演会を開催しました。 著者の藤田廣登氏が講演。諏訪高女時代の男女平等へのめざめ、高島小学校(長野県) 教員時代の貧しい児童への励ましなどを紹介。「彼女の思想は現代のジェンダー平等に 通じる」「100年前の日本の国家的犯罪に決着をつけよう」と述べました。 さいとう氏(国賠同盟県女性部長)は、「千代子の思想とたたかいが、いまに生きている」と強調。過去の侵 略戦争の歴史に無反省な日本政府を批判し「政治を変えるために力を合わせよう」と呼びかけました
千代子の思想、今に通じる 出版記念講演会
投稿日:2021年01月28日