反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は11日、首相官邸前抗議を行いました。安倍晋三政権は「エネルギーの基本計画」の見直しに着手したものの、2030年に電力の20~22%を原発でまかなう立場を変えない方針です。原発ゼロを求める国民多数の声を無視し、原発推進に固執する安倍政権に参加者は、「再稼働反対」「原発新増設反対」と声を上げました。
東京都多摩市から参加した70歳代の女性は「数万人もの福島県民が避難を余儀なくされ、事故原因も明らかになっていないし、国民の多数は原発ゼロを求めています。それを無視して再稼働そして新増設など許せない」と語りました。
国会正門前では、参加者が次々とステージに上がり、マイクを握りました。
原発メーカー東芝の問題に触れた男性は「これ以上原発を続けてはいけない。原発に固執する安倍政権を辞めさせ、新しい政府をつくろう」と呼びかけました。
この日、650人(主催者発表)が参加。日本共産党の斉藤和子衆院議員が国会正門前で「首相官邸前抗議と各地の行動が政治を変える大きな力になってきた。ご一緒に原発をなくす政府を実現しましょう」とスピーチしました。(2017年8月12日・しんぶん赤旗)
再稼働、新増設許さない 官邸前の抗議行動に参加
投稿日:2017年08月11日