争議団との協議拒否する明治乳業に指導要請 斉藤議員同席 国と交渉
投稿日:2017年09月21日

明治乳業争議団と明治乳業争議支援共闘会議は21日、衆院第1議員会館で、食品の安全を確保し、労使紛争の話し合いによる早期解決を会社に指導するよう内閣府、厚生労働省、農林水産省に要請しました。日本共産党の斉藤和子衆院議員が同席しました。

同争議団の小関守団長、支援共闘会議の松本悟議長らが参加。小関団長が争議経過を報告し、中央労働委員会から和解に向けた勧告が出され、ILO(国際労働機関)に対して申し立てが受理されたことなどをのべ、大きく局面が変わる中で解決に向けた指導を強く求めました。

さらに、明治乳業が相次いで食品事故や死亡事故を起こしていることを指摘。小関団長は「こうした事故を繰り返す背景には、労働組合に対する攻撃をはじめとする異常な企業体質にあることを理解し、指導してほしい」と訴えました。

各省の担当者は「法令に基づいて適切に対応したい」とのべました。 (2017年9月22日・しんぶん赤旗)