オスプレイ配備に反対
投稿日:2017年03月16日

横田基地周辺住民ら 防衛・外務省へ要請 共産党議員参加

米軍横田基地(東京都)周辺の住民や、米軍の垂直離着陸機オスプレイ配備に反対する運動団体が16日、国会内で防衛省、外務省に対し、オスプレイの配備・飛来に反対する申し入れを行い、配備反対の署名約1万5000人分を手渡しました。
日本共産党から池内さおり、斉藤和子両衆院議員、山添拓、吉良よし子両参院議員、徳留道信、白石たみお両都議や基地周辺の自治体の市議らが参加しました。
参加者らは、昨年12月に沖縄で起きたオスプレイの墜落事故の原因や、横田基地への配備が延期になった原因を質問。担当者は「米軍に確認を求めている。お答えは差し控える」「米軍から情報が入り次第、関係自治体にお知らせする」などと述べるだけで、まともに答えられませんでした。
さらに、日本共産党の山下芳生副委員長が13日の参院予算委員会で取り上げた、オスプレイのパイロットが使用する「チェックリスト(確認書)」について防衛省の担当者は「どういったものか分からないので確認する予定はない」と回答。参加者からは「住民の安全を守る気があるのか」「米国のいいなりだ」と厳しい声が飛びました。
山添氏は、「日米同盟ですべて覆い隠してしまう。一方で、日本側の意思は何もない状態だ」と厳しく批判しました。
(2017年3月17日・しんぶん赤旗)