千葉県知事選 5党会派代表も応援
千葉県知事選(26日投票)も最終版を迎えた23日夕、「新しい知事を選ぶ会.(ドット)ちば」が推す市民と野党の共同の、すみや信一候補への期待が急速に高まるもと、すみや候補は千葉駅東口で、必勝へ気迫の訴えを行い、400人の参加者が耳を傾けました。支援する五つの政党会派の代表がそろって応援演説しました。
すみや候補は「いまの千葉県の財政力は全国4位です。このお金を使えば県民のくらし、福祉、医療、教育をもっと豊かにできます」と呼びかけました。
この日、証人喚問が行われた森友学園問題をとりあげ、同学園が幼稚園児に暗唱させていた教育勅語は「国会も失効を決議した、教育現場では教えてはならないもの」「先の戦争で多くの若者を死に追いやった原因」だと指摘し、平和の大切さを教えてきた元高校教師として「許さない」と力を込めました。
そして千葉県でも、県立中学校用に、戦争を賛美する歴史・公民教科書が県教育委員会で密室で採択され、県立高校でも、特定の日本史教科書を使わせたいと教育委員会が圧力をかけたことを紹介。自民党が推す現職候補者も、安倍政権と同じく戦争を賛美する教科書を推進していると批判し、「くらしと平和、クリーンな政治を求める一票を積み上げ、知事に押し上げてください」と訴えました。
国会から駆け付けた日本共産党の斉藤和子衆院議員は、「デタラメ政治の安倍政権と一緒に県民を苦しめる千葉県政に、審判を下し、すみやすい千葉を」と呼びかけました。
自由党の平野貞夫千葉県連顧問・元参院議員、新社会党の長南博邦中央本部書記局長・野田市議、市民ネットワークの岩崎明子千葉市議、緑の党ちばの小西正人運営委員長が、それぞれ演説しました。
民進党の奥野総一郎衆院議員からの応援メッセージが寄せられました。生方幸夫・元衆院議員、谷田川元・元衆院議員、石塚貞道7区総支部長も、すみや候補を応援していることが紹介されました。(2017年3月25日・しんぶん赤旗)