【赤旗】TPP阻止 たたかい抜こう 全国食健連 国会前座り込み  2016年10月28日
投稿日:2016年10月28日

2016年10月28日(金)
TPP阻止 たたかい抜こう  全国食健連 国会前座り込み

 環太平洋連携協定(TPP)批准をめぐり、TPPの危険と問題点が浮き彫りになるなか、国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は27日、衆院第2議員会館前で座り込みを行いました。
 主催者あいさつした農民連の佐渡義夫副会長は「21の分野があるにもかかわらずほとんど問題点が解明されていない」と指摘。「全国各地でデモ、農協の要請や街頭での訴えなど幅広い共同が広がっている」と紹介し、「TPP阻止を求める国民の声に応え、最後までたたかいぬこう」と呼びかけました。
 TPP特別委員会の参考人質疑を終えて駆けつけた、日本共産党の斉藤和子衆院議員は「TPPが大企業の利益のために食の安全をおびやかし、国民の暮らしを壊すことが明らかになった。世論を大きく広げ、TPPを止めよう」と訴えました。
 日本医労連の三浦宜子書記長は「米国の利益のために、今以上の高薬価が押し付けられ、必要な医療が受けられなくなる」と指摘。全米看護師連合など9カ国の医療労働者がTPP反対の声をあげ、共同行動にも取り組むと述べ、「世界の医療労働者とともに頑張りたい」と語りました。
 締めくくりの集会では、日本共産党の紙智子参院議員が「国会論戦に力を尽くし、みなさんと力を合わせて阻止したい」と述べました。