2015年2月4日(水)
“TPPストップ”官邸前行動
環太平洋連携協定(TPP)交渉が緊迫化するなか、「STOP TPP官邸前アクション」(主催は同実行委員会)が3日、首相官邸前で行われ、「国会決議・公約違反のTPP交渉から撤退せよ」と声をあげました。
呼びかけ人のひとり、全国食健連の坂口正明事務局長は、安倍内閣は「聖域」としたコメも現在の77万トンから追加輸入する姿勢だと批判。「公約や国会決議を破る交渉から脱退せよ」と訴えました。“怒りの米俵”が積まれました。
国際情報として、オバマ政権は、失効している貿易交渉権限を米議会から得ることが厳しく、日本への譲歩圧力を強めていると報告されました。
参加者は、TPPに反対する農協の「解体」攻撃に対抗し、「くらしを壊すTPPはいらない」と訴え。白衣の“路上演劇”は、「医療保険が危ない」と訴えました。
日本共産党から紙智子参院議員、畠山和也、斉藤和子の両衆院議員が参加、「共同でTPPストップを」とあいさつしました。