2016年4月21日(木)
TPPから撤退を 「安倍政権は退陣」 国会行動で声あげる
「政府は熊本地震へ救済活動を急げ」「TPPからただちに撤退しろ」―。国民要求の実現を求めて20日、衆院第2議員会館前で国会行動が取り組まれ、400人がいっせいに声をあげました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。主催者あいさつに立った農民運動全国連合会の吉川利明事務局長は、熊本地震の対策が待ったなしの状況だと強調。環太平洋連携協定(TPP)の国会審議を強行する政府の姿勢を批判しました。「安倍政権退陣へ衆院北海道5区補選でなんとしても勝利し、TPP批准阻止に向けても最後までたたかいたい」と訴えました。
各団体が決意表明。全国福祉保育労働組合の代表は、政府の待機児童解消政策にかかわって「保育所で資格のない人を活用したり狭い部屋に子どもを詰め込むようなやり方ではなく、保育士や介護士の処遇改善こそ必要」と訴えました。
新日本婦人の会の代表は、「戦争法廃止の2000万署名をやりきり、野党共闘の世論を大きく広げ、安倍政権にピリオドをうとう」と話しました。
日本共産党の梅村さえこ、斉藤和子、畠山和也の各衆院議員が参加し、寄せられた消費税増税中止を求める署名などを受取りました。畠山議員が国会情勢を報告しました。