【赤旗】TPP「共生」に反対するな  承認許さない国会前抗議  2016年12月8日
投稿日:2016年12月08日

2016年12月8日(木)
TPP「共生」に反対するな  承認許さない国会前抗議

 自民、公明、維新の各党が狙う環太平洋連携協定(TPP)承認案・関連法案の成立を阻止し、廃案に追い込もうと、「TPPを批准させない!全国共同行動」は8日、参院議員会館前で抗議行動を行いました。
 強い風で木の葉が舞うなか、農民、消費者、医療従事者など各分野の代表が訴え。「がんばれ、野党」などのコールを続けました。
 農民連の白石淳一会長は「安倍政権は、農業を守ろうとせず、農業の危機の原因をすり替えて農協攻撃をしている」と批判。「TPPを根絶やしにするまで、みなさんと共同してたたかっていく」と述べました。
 パルシステム生活協同組合連合会の石田淳史理事長は「TPPは、強い者が富を総取りする強者の協定だ。『共生』の理念を掲げている生協として、TPPの批准を必ず止めたい」と語りました。
 全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は「黒塗り文書もISDS(投資家対国家紛争解決)条項も前近代的なもの。TPPを打ち破り、21世紀にふさわしい対等・平等の関係をつくろう」と呼びかけました。
 日本共産党、民進党の議員が激励あいさつ。共産党の斉藤和子衆院議員は「TPPを止め、暴走を続ける安倍政権を一日も早く退陣に追い込もう」と訴えました。