2016年11月20日(日)
草の根 共闘 駆け付け警護 不安で不安で 千葉で署名
安保法制(戦争法)の廃止をめざす市民団体「安保法制廃止!立憲主義・民主主義をとりもどすオール千葉県の会」は19日、千葉市のJR千葉駅前で、戦争法の発動を許さず、自衛隊の南スーダンからの撤退を求める宣伝・署名行動に取り組みました。約50人が参加し、日本共産党の斉藤和子衆院議員、民進党の小西洋之参院議員も訴えました。
斉藤氏は「戦争法廃止、南スーダンへの自衛隊員の派遣は許さないという声をあげよう」と話し、署名への協力を呼びかけました。
県内の戦争法廃止を求めて活動する各団体の代表が「憲法違反の戦争法は廃止しかありません」「南スーダンPKO(国連平和維持活動)の『駆け付け警護』、環太平洋連携協定(TPP)がこのまま進んだらどうなるのか不安でたまりません」などと訴えました。
署名に応じた伊藤静子さん(73)=千葉市緑区=は「安保法で南スーダンに派遣される自衛隊員の家族の立場にたったら、本当に許せないという思いで署名しました」と話しました。
中学生の子どもとともに署名した40代の女性=船橋市=は「憲法9条からかけ離れて戦争ができるようになっていく気がします。安倍政権は暴走しているので怖い」と語りました。