【赤旗】駆けある記  木更津でなぜ整備基地   2016年11月26日
投稿日:2016年11月26日

2016年11月26日(土)
駆けある記  木更津で なぜ整備基地

 13日、千葉県木更津市で「オスプレイ整備基地化反対」の県民集会が開かれ1300人が参加し「オスプレイいらない」の声をあげました。この声をバックに私は21日、質問しました。
 定期整備は車でいう車検ですが、なぜ木更津なのか⁉ 理由が見つかりませんでした。
 多くの方の力を借り、さまざまな情報を収集し、何度も地元の皆さんとの要請行動などを繰り返してきました。その中で、米海軍、海兵隊の整備を担っている艦隊即応センター(FRC)の司令官が木更津に訪れ懇談したこと。FRCは世界に8ヵ所あり、米国以外に唯一置かれているのが、神奈川県の厚木であることが見えてきました。そして、定期整備を担当する富士重工業が契約した先が、この厚木の部隊だったのです。
 しかも、木更津は、1968年12月の第9回日米安全保障協議委員会で「米軍の不可欠な任務のため必要」と継続使用が主張され、日米地域協定の米軍管理の基地とされています。アメリカの世界戦略の一翼を木更津が整備の面で担っていくことが見えてきました。ますます世論と運動の包囲で定期整備基地反対の声をあげていく必要があります。