【赤旗】米軍ヘリ部品落下究明を  2016年2月19日
投稿日:2016年02月19日

2016年2月19日(金)
米軍ヘリ部品落下究明を  畑野・斉藤議員ら要請
 在日米陸軍のヘリコプターが山梨県山中湖村の民有地に窓ガラスを落下させた事故で、日本共産党の畑野君枝、斉藤和子両衆院議員、椎葉かずゆき参院比例候補、宮内げん参院山梨選挙区候補は17日、防衛省に対し原因の徹底究明や再発防止を求めました。富士吉田市の秋山晃一市議、「北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」の菅沢三郎事務局長、共産党神奈川県議団の藤井悦雄事務局長が同席しました。
 事故は9日午後3時ごろ、山中湖村の富士五湖道路富士山中湖インターチェンジ東側の民有地(山林)に米陸軍キャンプ座間(神奈川県)所属の、UH60ヘリが60センチ四方、厚さ4~5ミリのアクリル製の窓を落としたもの。
 防衛省担当者は、米軍に原因の徹底究明、再発防止などを要請したことを説明。事故の詳細についてまだ米軍からの報告で、わかりしだい地元に伝えたいと述べました。
 参加者は「今回の飛行について、地元に演習通報が出されていない。目的はなにか、どこをつうかしたのか」「四六時中危険なヘリコプターが上空を飛んでいるようでは安心して眠ることもできない。市街地上空の飛行はやめてほしい」と訴えました。
 椎葉氏は「原因究明に時間がかかれば、同じような事故をくりかえすことになりかねない。機敏に対応し原因究明を」と要求。宮内氏は「現場は、休日に車も多く、一歩間違えば大事故。原因が究明されるまで飛ばさないでほしい」と訴えました。