【赤旗】性暴力被害者 声反映を  2016年1月13日
投稿日:2016年01月13日

2016年1月13日(水)
性暴力被害者 声反映を   国会内 刑法改正求め集会
 性犯罪の厳罰化をめぐり刑法強姦(ごうかん)罪の見直しが議論されるなか、性暴力の被害者や支援者らが12日、当事者の声を生かした改正を求める国会内集会を開きました。「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」らの主催。
 刑法強姦罪は明治憲法下の1901年制定からほぼ同じ。昨年10月に法制審議会に見直しが諮問されていますが、被害者らから「内容は不十分」と批判が出ています。
 同ネットらは、▽配偶者間の強姦罪の明文化▽犯罪成立要件の「暴行・脅迫」の緩和▽公訴時効の撤廃・停止▽罰則の引き上げ▽被害者の性差をなくす▽被害者の告訴がなくても罪を問えるようにする▽親などによる性暴力の処罰化―などを求めています。
 同ネット共同代表の戒能民江・お茶の水大学名誉教授は、犯罪として認知、処罰される性犯罪が氷山の一角にすぎず、泣き寝入りする被害者が絶えない理由に遅れた法制度があるとして「今声をあげなければ」と訴えました。「性暴力と刑法を考える当事者の会」の山本潤さんは、自らの被害体験に触れ「人間としての尊厳が回復できる法改正を」と涙で声を詰まらせました。
 日本共産党の池内さおり、斉藤和子、畑野君枝の各衆院議員、仁比聡平参院議員も出席しました。