2015年5月29日(金)
「戦争法案」つぶすぞ 大学で地域で運動加速 志位委員長国会質問 傍聴者ら決意
日本共産党の志位和夫委員長は26日から3日間、衆院代表質問と同安保法制特別委員会で連続して戦争法案の問題点をただしました。28日の質問後、東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨各都県から駆けつけた50人以上の傍聴者と国会内で懇談しました。傍聴らからは「戦争法案を何としても廃案にしよう」との決意が語られました。
「20歳前後の若者を教える者として、どうしても戦争にいかせたくない」と切り出した都内の大学教員(68)は「安倍首相のシドロモドロ答弁と志位委員長の断罪、ドラマのような展開を目撃できた。大学内で法案反対の動きを加速させたい」。千葉の高校教員(60)も「『戦争は教室から始まる』との思いで、教育現場から取り組みを強めたい」と語りました。
「戦争は多数の障害者を生み出す最大の暴力」と指摘した全日本視覚障害者協議会の田中章治代表理事は、「志位さんの質問を力に、『戦争法案』阻止へ仲間とともに頑張ります」と強調。
車いすで傍聴した上野耕一さん(47)も「70年前の間違った戦争で、障害者は“ごくつぶし”といわれました。どうしても法案をつぶしたい。駅頭で訴え、憲法集会にも参加しました。もっと幅広い人に伝えたい」と語りました。
東京都武蔵村山市から参加した女性(67)は「横田基地のそばに住んでいるので、オスプレイ配備など『戦争する国』にさせたくない。志位さんの質問を、地域の宣伝で広げていきたい」と語りました。
懇談には、畑野君枝、斉藤和子両衆院議員、椎葉かずゆき参院比例、浅野ふみ子参院千葉選挙区の両候補が同席しました。
【赤旗】志位委員長 傍聴者らと懇談 2015年5月29日
投稿日:2015年05月29日