2016年1月28日(木)
志位さん 代表質問の傍聴者と懇談
緊急事態条項 危険分かった 派遣法抜本改正 提案に共感 ネットで知り高知からも
日本共産党の志位和夫委員長は27日の衆院本会議での代表質問の後、東京、神奈川、千葉、山梨、栃木などの各都県から参加した約50人の傍聴者と国会内で懇談しました。ネットなどで代表質問を知り、愛知、高知から駆けつけた傍聴者もいました。
傍聴者が「やじで聞き取れない」と振り返るほど議場が騒然とする中、戦争法や辺野古新基地、貧困などの国政問題で安倍首相を追及した志位氏。戦争法の問題では、自衛隊が南スーダンでの任務拡大や過激武装組織ISへの軍事作戦への参加で殺し殺される危険が差し迫っていると指摘し、「戦争法は廃止しかない。引き続き首相を追及し、廃止への論陣を張っていきます。ともに頑張りましょう」と呼びかけました。
東京都文京区の宮崎優子さん(65)は「首相のいう緊急事態事項は、ナチスの全権委任法のように危険。小学生の孫のために、何としても戦争法を止めたい」と語っていました。
横浜市から参加した伊藤雄三さん(33)は「労働者派遣法を抜本改正し、均等待遇のルールを確立せよという共産党の提案に共感しました。みんなが人間らしく働ける雇用のルールづくりをしてほしい」と話していました。
懇談に参加した椎葉かずゆき参院比例候補は「参院選で勝利し、自公を少数派に追い込みます」と決意表明。畑野君枝、斉藤和子の両衆院議員、あさか由香(神奈川)、浅野ふみ子(千葉)、宮内げん(山梨)の各参院選挙区候補もあいさつしました。
【赤旗】志位委員長 傍聴者と懇談 2016年1月28日
投稿日:2016年01月28日