【赤旗】国会議員 駆けある記 現場とともに歩む  2016年5月28日
投稿日:2016年05月28日

2016年5月28日(日)
国会議員 駆けある記  現場とともに歩む

 衆院農林水産委員会でスギの「非赤枯性溝腐病」の質問をしました。この病気にかかると、スギ1本1万円の取引価格が2千~3千円にしかならず、千葉県内のサンブスギにまん延し大問題になっていると、県森林組合から話を聞きました。
 そこから、聞いたこともなかった「非赤枯性溝腐病」の調査を始めました。病原菌がチャアナタケモドキ(きのこの一種)という菌で、梨の萎縮病の原因菌でもあることがわかりました。
 梨の萎縮病は、果実が大きくならず、進行すると木が枯れ、植え替えしか対策がありません。梨は沖縄県を除く、全国で栽培されているのに、農林水産省は、萎縮病の発生状況を調査していませんでした。
 質問では梨の萎縮病の全国調査と、感染経路や防除対策を林業、農業の分野を超えて早急に研究すべきことを求めました。大臣は、調査に取り組むことを約束し、分野を超えて「しっかりやらせていただきたい」と答弁。現場の声を国会へ!
 現場と共にたたかう共産党の議員の役割を発揮できたかな。