【赤旗】原発なくせ 署名4.8万提出 全国連絡会 福島切り捨て告発 2016年5月12日
投稿日:2016年05月12日

2016年5月12日(木)
原発なくせ 署名4.8万提出  全国連絡会 福島切り捨て告発

 全労連、全日本民主医療機関連合会などでつくる、「原発をなくす全国連絡会」は11日、原発ゼロの実現を求める署名提出行動を衆院第2議員会館で行い、参加する各団体が4万8324人分の署名を提出しました。署名は、原発ゼロのほか、原発再稼働反対、再生可能エネルギーへの抜本的転換などを求めています。
 ふくしま復興共同センターの斎藤富春代表委員が福島の現状を報告しました。
 斉藤氏は、「福島復興加速化指針」に基づき、避難区域の解除とあわせ、賠償や支援を打ち切ろうと安倍政権を批判。「原発再稼働・輸出のため、福島原発事故をなかったことにしようという方針、福島を切り捨てようとする姿勢がはっきりした」と訴えました。
 県内10基の廃炉を求める「オール福島」の声が揺るがぬものになっていると語った斎藤氏。「全国のみなさんと連携して、頑張りぬきたい」と表明しました。
 各団体の代表からは「九州で地震が続くなか、川内原発(鹿児島県)を止めないのはおかしい」「国民の命や暮らしよりも原発関連企業の利益を優先する安倍政権を退場に追い込もう」「原発ゼロを求める取り組みを草の根からさらに広げていきたい」などの発言がありました。
 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員、笠井亮、斉藤和子、島津幸広、畑野君枝の各衆院議員、倉林明子参院議員が署名を受け取り、あいさつしました。DSC01976