2016年4月15日(金)
木更津の拠点化やめよ 斉藤議員が防衛省ただす 椎葉・浅野両候補も参加
全国どこでもオスプレイは反対
防衛省が千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地を米軍普天間基地所属のオスプレイの整備拠点化しようとしている問題などで、日本共産党の斉藤和子衆院議員は12日、防衛・外務両省から事情を聴きました。椎葉かずゆき(比例)、浅野ふみ子(選挙区)両参院候補、丸山慎一、三輪由美両県議、地元住民が参加しました。
昨年度、同駐屯地に米軍機が自治体に通知もせずに1113回も着陸していたことが報道で明らかになり、斉藤氏らが質問しました。
両省は米軍機着陸の目的やルートについて回答を拒否。斉藤氏らの追及に、「(自治体への通知など)地元からの要望にはこたえなければならない」と答えました。
来年1月から開始するオスプレイの整備について参加者は、「地元との合意なしに強行することはないか」と質問。防衛省は「市や住民からの要望については検討する」と回答しました。
陸自が導入し、佐賀空港に配備するとしているオスプレイに関し、佐賀空港周辺の住民の反対で断念した場合の候補地に木更津駐屯地をあげている問題を追及。候補地については明言を避けた防衛省に対し、「全国どこでもオスプレイは反対だ」と重ねて指摘しました。