日本共産党　元衆議院議員の斉藤和子公式サイト

2015年9月30日（水）
TPP「合意」は国会決議違反　　農民・消費者ら訴え　　国会行動
　環太平洋連携協定（TPP）交渉の閣僚会合が30日からアメリカで開かれる情勢のなか、農民、市民、消費者、学者団体の共同による「国会決議違反の合意許すな」を掲げた緊急国会行動が29日、衆院第2議員会館前で行われました。
　「食の安全壊すアメリカ産いらない」「ＳＴＯＰ　ＴＰＰ」などのプラカードやのぼり旗を掲げて、約200人が参加。実行委員会呼びかけ人を代表して「TPP阻止国民会議代表世話人」の原中勝征・前日本医師会会長は、TPPで公的医療など国民生活が壊されることを指摘し、「日本人の未来を守るために頑張ろう」と訴えました。
　農民連の白石淳一会長、生活クラブ事業連合の加藤好一会長、全国保険医団体連合会の住江憲勇会長、遺伝子組み換え食品いらないキャンペーンの天笠啓祐代表らが、TPPの交渉の秘密性を批判し、アメリカ多国籍企業のため、国民の生活と安全、主権を侵すTPPを許さない共同を呼びかけました。
　JA茨城県中央会の秋山豊専務も駆けつけ、TPPで農村が壊されると危機感を表明。アメリカ産牛肉の成長ホルモン剤使用の例も紹介し、「TPP合意を許さない共同を｣と訴えました。
　日本共産党の紙智子参院議員、畠山和也、斉藤和子、藤野保史の各衆院議員が連帯のあいさつをしました。民主党、社民党の議員が参加しました。