【共謀罪】心は縛らせない 声を集め追い込もう 千葉で県民集会
投稿日:2017年06月10日

声を集め追い込もう  千葉で県民集会

 憲法違反の共謀罪は許されないと「6・10千葉県民集会・デモ」(同実行員会主催)が10日、千葉市中央公民館で行われました。850人が参加し、「内心の自由を奪うな」「強行採決は許さないぞ」とコールし、市内中心部をデモ行進しました。
 集会では、自由法曹団千葉支部幹事長の藤野善夫実行委員長が主催者あいさつし、「『共謀罪』法案は国会審議で人権侵害、表現の自由、プライバシーをじゅうりんするということが明らかになった」と指摘し、「みなさんの声を集中し、廃案に追い込もう」と訴えました。
 日本共産党の、さいとう和子衆院議員(南関東比例・13区重複候補)、新社会党県本部の石井俊雄副委員長、市民ネットワーク千葉県の山本友子県議が連帯のあいさつし、民進党の田嶋要衆院議員、社民党の小宮清子県議がメッセージを寄せました。
 さいとう氏は「法相がまともに答弁できないような法律は廃案にするしかありません」と力を込めました。山本氏は「力を合わせて『共謀罪』廃案を勝ち取ろう」と呼びかけ、石井氏は「『共謀罪』は暗黒社会をつくるものだ」と強調しました。(2017年6月13日・しんぶん赤旗)