急行騒音対策求める 東武鉄道に沿線住民ら
投稿日:2020年09月25日

 千葉県の東武アーバーンパークライン塚田駅(船橋市)周辺住民は9月25日、沿線の振動・騒音対策を東武鉄道に申し入れました。さいとう和子衆院比例予定候補(千葉7区重複)、丸山頂一前県議、金沢和子船橋市議、志位和夫委員長秘書が同席しました。

 同路線は今年3月から急行を運行。それにともない住宅地に隣接する塚田駅通過時の沿線の騒音・振動が深刻な問題となっています。東武鉄道によると塚田駅通過時の走行速度は時速約90km/hで、急行の運行は上下線合わせて1日約60便です。

 住民は「窓を開けていると会話やテレビが聞こえない」「孫にも『おじいちゃんの家は毎日地震がくる』と言われる」など苦痛を訴え、▲急行列車の塚田駅停車、▲駅周辺通過時の徐行、などを要望しました。さいとう氏らは「現地で体感して各駅停車と比較してほしい。急行の通過時は減速する方法もあるのでは」と指摘。東武鉄道担当者は「ご要望をもとに現地調査し、対応を検討したい」と応じました。